2024.03.02
3月弥生ー菊屋家のお雛様
弥生3月になりました。
このところ冷え込んでいますが 陽ざしは春。
萩の城下町では 2月3日から4月3日(旧暦の3月3日だそうです)の期間で
雛人形をご覧いただくことができます。
市民から寄付されたお人形を飾っているところも多いのですが、
菊屋家では、ここで大事にされているお人形を飾っております。
他ではあまり目にすることのないお人形もあり、ご覧いただければ幸せます。
江戸期の「享保雛」。時代を感じるお人形です。
取り合わせた掛軸は 江戸時代の「立雛図」。雪洞(ぼんぼり)は大正時代のものです。
今は珍しくなった「御殿飾り」。
菊屋家 11代の長女のために用意された雛飾りです。
お道具類の美しさにも魅かれます。
「琴弾人形(ことひきにんぎょう)」
指先の繊細さ、お琴も本物と見まがうほど。
「狆引き官女」
狆の細工も細かいです。
官女の着物の刺繍に見惚れます。